アドブルー(Adblue®︎)の補充

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回は最近のディーゼルエンジン車でよく使われている“アドブルー(Adblue®︎)”の補充です。車両はGDH206のハイエース。メーター内にAdblue®︎の残量警告が表示されてのご入庫です。

※Adblue®︎はドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。

 丁寧な説明の警告が出ています。Adblue®︎が全く無くなるとエンジン始動禁止の制御が入ります。

Adblue®︎の警告が表示されても補充をすれば警告は解除されます。小型トラック以上の車両であればAdblue®︎タンク横のチューブを確認しながら補充出来るのですが、ハイエースの場合、チューブがないので残量の目視が出来ません。ですから、診断機を繋いで現在の充填レベルを確認してから充填すべき量を計算します。

 現在の残量は“レベル2”
整備書を確認すると、レベル2だと残量は約0.9ℓ〜1.2ℓ。現車のAdblue®︎タンクの全容量は約7.4ℓなので、満量にするには最低でも6.2ℓの補充が必要です。

 注入口はウォッシャータンクの隣です。

 ここです。

キャップを外すとフィルターが付いています。ですので、補充の際にはゆっくり補充しないと溢れてしまいます。※Adblue®︎が溢れて乾燥すると尿素が結晶化して、注入口周りが白い結晶だらけになってしまいます。お湯で流せば除去できますが…

 Adblue®︎補充後…“レベル6”になりました。補充量は6.5ℓ。(注入口のフィルター上部までの補充量)

これで警告表示はなくなりました。

※Adblue®︎はISO 22241-1に準拠していないと“Adblue®︎”の商標を使ってはいけないのですが、最近のAdblue®︎不足の影響でAdblue®︎を謳った粗悪品が流通している様です。使用者様ご自身でもAdblue®︎の補充は可能ですが、購入の際には充分にご注意下さい。

 

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