テールランプが点きません。

お疲れ様です。整備の谷地中です。
今回はアウディTTクーペ(8J系)の修理です。現車は走行中、メーターに“電球切れてますよ〜”と案内が出たので、電球を交換しようとしたら、電球切れの他に配線のトラブルが判明。配線トラブルのおかげでリヤ左側のランプが全て点灯しなくなるという状態に…このまま走行するのは危険なので緊急での入庫です。

お客様の訴えの通り、左側のテールランプは全滅状態です。早速テールランプアセンブリを取外して被害状況を確認すると…

 車載工具を使って外します。

 ランプ側、焦げてます。

 配線側も焦げてます。

この焦げている配線、各電球のアース(マイナス側)を担当する配線なのですが、この配線1本で、テール、ブレーキ、ウインカー、バックと4つの機能のアースを兼務している為、かなり負担が多い配線なんです。現車だけではないのですが、近年の車両は配線の機能の兼務が多く、配線のトラブルが多くなってきました。

で、焦げてしまった部品は交換するのですが、生きている配線は再使用しますので、新しい部品への移動をします。

 配線修理の専用工具。

この工具を使って、配線を新しい部品に移動していきます。

 移動中…

 移動完了です。

焦げていた配線は新しい物に交換し、防水ターミナルで接続します。

 接続中…

更に配線保護の為に“tesa”テープ※を巻いて…

※“tesa”テープって? 欧州車に多く使われている配線保護用の布製テープ。

 しっかりと巻きます。

ここまで来ると作業は殆ど完了です。あとは復元作業。

 正常作動になりました。

この後、車両の電装ユニットに記憶された故障コードをクリア。

 故障コードを消去。

 さっぱりしました。

確認の為に全ての灯火を作動させ、正常作動を確認して納車となりました。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です