車体振動

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回はマツダ スクラム(DG64W)の車体振動の修理です。

お客様のご用命は70〜80km/hの辺りで車体が振動するとの事です。この様なご用命はお客様とメカニックの間で症状を共有しないと処置が間違った方向に向かってしまう事があるのですが、現車のオーナー様は自動車修理にご理解がある方なので、症状確認の為の同乗走行をしてくれました。メカニックとしては非常に助かります。試運転をしてみると、10〜20km/hで車両の床から少し振動が発生。20km/hを超えると振動は無くなりますが、70km/hに近くなると振動が出始めます。直感ではプロペラシャフト系の不具合か?と感じられましたが、先入観は禁物。診断機を取り付けして診断していきます。

取り付けする診断機は… 自分の携帯電話です。

近年の携帯電話の技術進化は凄くて、特に加速度センサーの精度は目をみはるものがあります。コレを利用して自動車の振動診断を行えるアプリがあります。

vibratesoftware.comの振動診断アプリです。

コレを知ったのは当社ブログの読者様から頂いたコメントです。非常に有効なアプリを教えて頂いて感謝致します。

アプリに収録されている車種は北米車が主ですが、エンジンのシリンダー数、駆動方式、タイヤサイズ、トランスミッションのギヤ比、ディファレンシャルギヤのギヤ比を入力すれば、国産車の診断にも使えます。

現車を診断する為のセッティング。説明は全て英語ですが、数値を入力するだけなので難しくはありません。

早速診断してみると…..

走行しながらのスクショだったので、うまく撮れなかったのですが、お客様と症状確認した速度域でフロントプロペラシャフトで反応がありました。車両を点検すると…

ユニバーサルジョイントから錆汁が出ています…
ユニバーサルジョイントのベアリングが壊れています。

ユニバーサルジョイント単体での部品供給が無いので、新品のフロントプロペラシャフトへ交換します。

新品のプロペラシャフトの取り付け完了しました。

この後、試運転を実施。症状が無くなったことを確認し、納車となりました。

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