エアコンガスクリーニング

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回のネタはこれからの季節に必須な”エアコン”の”ガスクリーニング”です。

 今や、エアコンは殆どの車両に搭載されています。

今回のネタ、”エアコン”ですがこれからの季節は1年の中で一番お世話になるシステムです。また、”オートエアコン”が全盛の今、年中稼働しているシステムでもあります。その為、システムを使用しているうちにエアコンガスにはコンプレッサー(圧縮機)や、ドライヤー(システム内の水分を除去する為の部品)から発生してしまう”ゴミ”が混入し、エアコンガスは徐々に汚れていきます。また、システムにはゴムホースが使われているため異常が無くても少しずつエアコンガスは抜けていきますし、エアコンガスチャージの際には作業に不慣れだとシステムにエアを混入させてしまい、その混入したエアに含まれている水分がシステム内の部品に錆を発生させてしまいます。

弊社でもエアコンメインテナンスは行っていますが、夏季のエアコンメインテナンスの繁忙期は手がまわらず、電機屋さんに外注しなければならない場面も多いです。ですが、夏季の忙しさは電機屋さんも同じ… その為にお客様にご不便をお掛けしてしまっていました。

そこで三八五整備では、エアコンを1年中快適に、トラブルなく使って頂く為に”エアコンガスクリーニング”を始めました。

 エアコンガスのクリーニング中…

使用する機器は自動車整備機器業界の老舗”BANZAI“さんの”OKクリマ アドバンス”です。

 操作部。シンプルな構成で使い易いです。

さて、”エアコンガスクリーニング”の作業工程ですが、まずは車両に高圧/低圧のホースを接続します

 

そして、作業前にエアコンの稼働状況を確認します。

 この段階でゲージの指示値から他の部位に異常な兆候がないかを判断…

吹き出し口の温度は13.1℃

今回の作業車は問題なさそうなので、エアコンガスクリーニングに進みます。

 エアコンガス回収中…

この回収の工程でエアコンガスをフィルターに通してクリーニング。一旦、機器に内蔵されているボンベに保管します。

 回収が終わったら、システム内のエアと水分除去の為の真空引き…

もちろん、旧いコンプレッサーオイルの回収と新しいコンプレッサーオイルの注入も行います。

 コンプレッサーオイルのボトル。真ん中が旧いオイルです。

真空引きを終えたら、システムの漏れ確認の為の真空テストを行い、ガスの注入に進みます。

 保管しているボンベから規定量を注入。この車両は750g。

旧い車両であれば、”サイトグラス”と呼ばれる点検窓を覗いてガスの補充をしていたので、ガスの補充量がアバウトだったりしたのですが、近年の車両はエアコンガスの量は重量で管理しなければ正常に作動出来ないので、しっかり規定量に合わせます。

 多くても少なくても正常な作動は出来ません。

ガスの注入が終わったら最初の工程に戻り、ゲージの指示値を確認。当たり前ですが異常はありません。

 これは作業のレポートです。最初の画像のスカイラインのものです。

回収したガスは366g、クリーニングされたガスの補充量は550g(規定量)です。

 

 吹き出し口の温度は9.9℃… ガスのクリーニングと規定量の注入で3.2℃下がりました。

作業時間は車両に問題がなければ作業開始から30分~40分程度で完了します。

この機器を導入してからデータ収集しておりますが、新車登録から5年程度しか経過していない車両で、エアコンの不調は感じられない車両でも、ガスが30%程抜けてしまっている車両がありましたし、状態が良くない車両では60%抜けている車両も…

本格的に暑くなる前にエアコンガスクリーニングしてみませんか? 

 

 

 

 

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