プレミアムな防錆塗装はじめました

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回のネタは車両の防錆塗装です。(2024.12.28更新)

北国で車を使用していると、冬期間に散布される融雪剤の影響により、どうしても車両の下廻りに“錆”が発生してしまいます。こまめに下廻りを洗浄しても融雪剤を完全に除去することは難しく、錆の進行度合いによっては車検不適合となり、修理に大きな金額が必要になる場合もあります。当社では車検整備毎の防錆塗装をお勧めして施工していて、施工しないよりはずっと良いのですが、どうしても塗膜が薄いので耐久性に問題があります。お客様からも“施工代金は高くなっても良いので耐久性が高い防錆塗装はないのか?”との要望があり、塗料屋さんに相談したところ、イチネンケミカルズさんの“塩害ガード”とスウェーデンの“ノックドールUM-1600”を勧められました。

画像はエアゾールタイプ。使用量が多いので専用ガンを使っての施工です。

塩害ガードは通常の防錆塗装より塗膜を厚く出来るので耐久性が高いプレミアムな防錆塗装です。エアゾールタイプもあるので、本施工の後に施工部位の部品を交換したり、少し剥がれてしまった部位へのメインテナンスが手軽に出来ます。

ノックスドールも専用ガンでの施工です。

ノックスドール UM-1600はファイバー入りの防錆塗装なので、厚塗りが出来て使用過程での剥がれに強いです。塩害ガードでは満足出来ないお客様向けの、更にプレミアムな防錆塗装です。

画像はトヨタ ライズ(A210A)の塩害ガード施工前。

マフラーは、可能な限りずらしての施工です。

次はフォルクスワーゲン ザ・ビートル(A5)への施工です。

お客様のご要望で、インナーフェンダー、フロアアンダーカバー、マフラーを取外しての施工です。

施工の際に見落としがちなリヤフロアの裏にも念入りに施工します。

防錆塗装作業の際、インナーフェンダーやフロアアンダーカバー等を取外しての施工はオプションです。他にも、ドア内部やフレーム内部、クロスメンバーといった防錆塗装を施工出来ない部位への防錆ワックスの施工もオプションで施工可能です。

防錆ワックスを施工すれば、この様な内部から発生する錆の被害も少なくなります。
ボンネットやテールゲート、トランクの合わせ部も錆が発生しがちです。

この他にも、近年の車両はアルミニウムの部品が多く使用されていて、防錆塗装によって黒く塗りたくない方、軽トラックの様に外から見えるフレームがボディカラーと同じく塗装されていて、黒く塗りたくない方には“塩害ガードクリアー”の施工も可能です。

施工価格は車種や施工する材料、オプションの有無によって変動します。車両の構造によっては施工出来ない部位もありますので、詳しくはお問合せ下さい。

お問い合わせ

ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください

プレミアムな防錆塗装はじめました” に対して1件のコメントがあります。

  1. 相内大 より:

    令和5年式ジムニーシエラjb74です。ノックスドール でプレミアム防錆塗装を施工した場合の料金を教えてください。

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