プレミアムな防錆塗装はじめました

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回は防錆塗装について書きます。
北国でクルマを使っていると、冬季の融雪剤を散布した道路を走行する事は避けられないのですが、この融雪剤はかなり厄介で、融雪剤を散布した道路を走行するとクルマの下廻りは融雪剤まみれになってしまいます。こまめに洗車しても完全に除去する事は難しくて、どうしても下廻りに錆が発生してしまいます。そのままにしていれば錆は進行していきますので、錆による部品の劣化で車検不適合に陥ってしまう場合もあります。当社でも車検毎の防錆塗装はお勧めしていて、それなりに効果はあるのですが塗膜が薄いのが難点でした。入庫して頂くお客様からも”施工価格が高くなっても良いから性能の良い物はないのか?“と問い合わせが少なからずあります。そこで何か良い防錆塗装はないものかと塗料屋さんに相談したところ、イチネンケミカルさんの“塩害ガード”とスウェーデンの“ノックスドール UM-1600“を勧められました。検討の結果、塩害ガードとノックスドールの2種類で”プレミアムな防錆塗装“を始める事になりました。

先ずは塩害ガードの施工例…

トヨタライズ。施工前の画像です。

施工後は…

 こんな感じになります。

オプション作業のフェンダーライナーとアンダーカバーの取外しを行ったフォルクスワーゲンビートルの施工例…

 リヤマフラーは外しての施工です。

 しっかり施工します。

この塩害ガードの施工はプレミアムな防錆塗装で最もスタンダードな施工です。これでも充分なのですが、これで満足出来ないお客様にはノックスドールを施工します。

 塩害ガードより、塗膜を厚く施工出来ます。

ノックスドールUN-1600の施工例…

 トヨタ ルーミーです。

 後方から…

このノックスドールは錆が発生してしまっている面(酷い錆はNG)にも施工可能です。ファイバー配合なので、使用過程での剥離にも強いです。ただ難点が…施工価格は安くありません。(材料の価格が高価なので…養生の作業も手間がかかります)

ですが、愛車が錆てしまって修理金額が高額になる、車検不適合になってしまうよりも、錆が発生する前にプレミアムな防錆塗装を施工しておけば無駄な出費を抑えて愛車を長く維持する事が可能です。

通常の施工はフェンダーライナーの取外しは行いませんが、フェンダーライナーを取外しての施工、バンパーを取り外しての施工等、こだわるお客様のご要望にもオプション対応致しますので、興味のある方は三八五整備にご相談下さい。

 

 

 

 

 

お問い合わせ

ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

DPF警告灯が点滅

次の記事

ブレーキの修理