ドライブレコーダーのススメ

お疲れ様です。整備の谷地中です。
2月も後半に入り、降る雪が重くなってきました。この雪が降ると、県南の春は近いです。春はすぐそこまで来ています。この寒さも、もう少しで終わります。頑張りましょう。
で、今回のネタはドライブレコーダーです。


昨年の東名高速道路での“煽り”運転による死亡事故以来、ドライブレコーダーに注目が集まっていますね。当社でも全ての社用車に装着されています。

ドライブレコーダーは読んだ通りに“ドライブ:運行”、“レコーダー:記録装置”なんですが、“運行”時以外にも役立ちます。(一部の機種ですが…)

これから紹介する事例は、私、谷地中が実際に体験した事例です。ドライブレコーダーに注目が集まってからドライブレコーダーを装備するお客様が多くなり、自分でもドライブレコーダーの機能を知らなければならないと思って、当社の取引先である“南部電機”さんに相談してみました。そうしたら当社の担当である“古川課長”から、“今、イチオシのモデルです!”と勧められ、お勧めのドライブレコーダーを購入。

前後2カメラ➕駐車時監視機能を標準装備したモデルです。一般的なドライブレコーダーは駐車時監視機能まで標準装備していない(オプション装着可能の場合あり)モデルが多いです。駐車時監視機能は贅沢だったかなぁ〜と感じていましたが、ある日の事故で駐車時監視機能が威力を発揮します。

 駐車監視中…

2月の週休の日、当社板金チームの川口班長と食事に出掛けたところ、当て逃げに遭ってしまいました。美味しい食事を済ませクルマに戻ったら、クルマのバンパーが壊れています。

  “やられました!”当て逃げです。

少しパニクりましたが、電話で保険会社に相談。警察に被害届けを出す様にアドバイスを受け、近くの交番に行って被害届けを提出。事情聴取の際にドライブレコーダーに相手方が記録されている可能性があるので、ドライブレコーダーのSDカードを確認する様に指示されました。

 早速、SDカードの記録を確認すると…

 当て逃げした車が記録されていました。

なぜ、当たったのがわかるかというと、

 加速度センサーのデータ

駐車中の車両には加速度が発生していないので、何らかの外的要因がない限り加速度センサーのデータは振れません。画像には加速度センサーの振れと同時に、接触音が記録されていました。これは間違いなく接触しています。

接触の事実が確認出来ても、登録番号がわからないと警察も調査出来ないので、SDカードの記録から探します。

 しっかり記録されていました。

さらに…

接触した車両のドライバーも…

SDカードの記録データを警察に確認してもらい、調査が始まりました。現在調査中なので詳細は明かせませんが、相手方の車両とドライバーの特定は時間の問題のようです。

ドライブレコーダーのお世話にならない事が一番良いのですが、いくら気を付けていても走行時、駐車時問わず事故が起こる恐れはあります。ドライブレコーダーを装着したけど、記録画像の質が悪くて登録番号が判別出来なかった、LED信号機の色が判定できなかった、駐車中だった為に記録されていなかった、など、ドライブレコーダーの性能は個々で大きな差があります。

これからドライブレコーダーの装着を検討中の方、買い替えを検討中の方、価格だけではなく、万が一の時のためにトータル性能を重視してみましょう。

2/28追記

八戸警察署の交通課から連絡があり、相手方のドライバーが特定されて当て逃げの事実を認めたそうです。

車両の修理は相手方の任意保険で対応する事になりました。

 

 

 

 

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