雨漏れの修理

どうも。整備の谷地中です。もう9月になりました。
9月といえば台風シーズンですね〜。これからの季節、天候の急変が多くなりますが、冷静に、安全運転でいきましょう。
台風シーズン突入って事で、今回のネタは雨漏れの修理です。

 患者さんはHM2のバモスです。

お客様のご依頼は、“雨の日に運転席のカーペットが濡れてしまうので修理して欲しい…”との事で、現車を確認すると、運転席のカーペットに濡れた痕が付いています。現車の状況からして雨漏れは間違いないのでシャワーテストを行ったところ…

 囲みの部分に漏れた痕があります。

特に真ん中の囲みの部分では、錆汁まで流れています… これは車両の前方のパネルに問題がありそうです。

 前廻りの部品を外して点検。

やはり、予想通りの所に原因がありました。

 ガラス下のパネルの合わせ目です。

当社の板金チームに聞いたところ、ホンダ車の一部はパネルシーラーの劣化が原因で、それ程年数が経過していない車両でも雨漏れするケースがあるそうです。で、劣化の判定はシーラー表面が亀甲状に変化しているかどうかだそうで、現車を確認すると…

 ご覧の通りです…

こうなれば再度パネルのシーリングをしなければなりません。さすがに、この領域の作業は板金チームにお願いしようとしましたが…

 板金工場は、お陰様で混雑中…!

こんな状況なので“修理やっといて!”とは言えず、“修理の仕方を教えて…”と言ってしまいました。

板金チームの指導の元、まずは、古いシールを剥がして…

 剥がした痕には合わせ目が見えます。

シーラーを剥がすと、既存のペイントも剥がれてしまうので…

 プライマーを塗って…

プライマーの乾燥後にシーラーを施工して完成です。シーラーの乾燥を確認後、シャワーテストを実施。雨漏れが無い事を確認して納車となりました。

 

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