最近のスパークプラグ

お疲れ様です。整備の谷地中です。

今回は最近のクルマのスパークプラグについて書きます。

スパークプラグはガソリンエンジンの中でも大事な部品で、定期的な点検と交換が必要です。近年はエンジンのダウンサイジングが影響しているのか、スパークプラグ自体も小型化されています。

 ネジ径は10mm。細いんです。

画像はスズキ ハスラーのプラグで、ネジ部の直径は10mmです。一昔前は18mmとか14mmだったんですけどね…

ネジ部が細いという事は、締め付ける際のトルクは従来のプラグより低いトルクで締め付けしなければなりません。

スパークプラグのトップメーカー、“NGK”(日本特殊陶業)さんが公開している締め付けトルクのデータをみると…

 ご覧の通り。

 現車にも注意書きが…

現車のスパークプラグ締め付けトルクの推奨値は12Nm ±2Nm。しっかり計測して締め付けします。

 プラグは“NGK”を使用。

余談ですが、プラグメーカーの選定もユーザー様のカーライフには重要です。

当社では、お客様の指示や自動車メーカーさんの指定がある場合を除いて“NGK”さんのスパークプラグを使っています。

 締め付け中…

 実際の締め付けトルクは12.2Nm。

締め付けトルクの管理をしっかり行い、スパークプラグの交換作業は完了しました。

 

 

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