燃料漏れの修理

お疲れ様です。整備の谷地中です。
今回は燃料漏れの修理です。車両はXZU系のダイナです。
燃料が漏れている箇所は燃料タンクで、トラックの修理では比較的多い修理です。腐食で穴が空いてしまい燃料漏れに至るケースが多いです。

 現車の燃料は満タン。

当然ながら、満タンの燃料タンクは相当な重量になりますので、フォークリフトを使いながらの作業です。自分の経験上の話なんですが、満タンの時に限って燃料漏れに気付く場合が多い様な気がします。

かなりの漏れの状況に焦りながら四苦八苦してタンクが外れました。

 この勢いで漏れてます。

 かなりの勢いです。

 穴の径は1.5㎜程です。

燃料をしっかり抜いてから、新品の燃料タンクへセンサーとフィードパイプを移設。

 旧いタンク…

 移設作業中…

 取付完了です。

この後、巻込防止装置(サイドバンパー)を取付して、燃料漏れが無い事、エンジンの正常な運転状況を確認して燃料タンク交換の作業は完了です。

今回の作業、マメに下廻りの洗車を行なっていれば避ける事が出来たかも知れません。

この車両では、もう1つの作業を行ったのですが、その作業の状況は次回に書きます。

 

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