ATF交換

お疲れ様です。整備の谷地中です。

今回のお題は“ATF交換”です。車両は前回と同じ、メルセデスベンツのE320です。

現車の総走行距離は10万㌔。ノーメンテの車両であればATFの交換に躊躇する距離ですが、現車は2年毎にATF交換を行なっているので、ATの状態は良好で定期メインテナンスのような作業です。

 ATFドレン中…

 色は綺麗な状態です。

ATFが置かれる環境は過酷で、AT作動油圧の確保とATの潤滑、そして冷却の機能を司っているので、色は綺麗でも2年も経過すれば劣化しているのは間違いありません。一般的な国産車であればドレンプラグから抜けた分(ドレンプラグの無い車両もありますが…)のATFを補充して作業完了となりますが、輸入車の一部の車両はATFフィルターが装着されいて、ATF交換と同時にフィルター交換を推奨されている車両もあります。で、今回のE320もそれに該当しますので、ATFフィルターも交換します。

ATFフィルターはATオイルパンの中…ATFをドレンした後にオイルパンを外してATFフィルターを交換します。

 ATオイルパンが外れました

 ATFフィルター

これを新品に交換します。

 純正OEMのマイレ製を使用

で、元通りに組み付けしていくのですが、組み付け前に重要な作業があります。それは…

 マグネットの取付です。

このマグネット、ATFに浮遊している摩耗粉を吸着する機能を持っていて、新車ライン装着のマグネットより吸着力を向上させた対策部品です。

 取付はこんな感じ。…

この後、オイルパンを復元、ATFを規定量注入。スキャンツールを使ってATFの温度を確認。ATF80℃でのレベル調整を行い、ATFの交換作業は完了しました。

 

 

 

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