サーモスタットとDCTフルード交換

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回はメルセデス・ベンツAクラス(W176 270M20エンジン)の作業です。

お客様のご用命は①水温が上がらない、②DCTフルードの交換です。試走してみると確かに水温計が適温の位置まで上がらない、ヒーターが効かないという状況なのでサーモスタットを交換します。

サーモスタットはエンジンの後方に付いているので、バッテリー、エアクリーナーケース、その他の部品を取り外します。
インテークマニホールドも外します

インテークマニホールドを外して、やっとサーモスタットが姿を現しました。

なかなか複雑な形状のサーモスタットです
新しいサーモスタットを取り付けして車両を途中まで復元していきます

次はDCTフルードの交換作業です。特にトランスミッションに不調があっての作業ではありませんが、走行距離が7万㌔を超えているので予防整備の為の作業です。

サーモスタットスタット交換の為にエンジンルームの部品を外しているので作業の開始は少し楽です。

DCTフルードを抜きながら、DCTフルードのサブフィルターを交換します。

かなり汚れていました

次にオイルパンを外してメインのフィルターを交換します。

オイルパンを洗浄して組付。サブフィルターケースも洗浄して組み上がりました

この後、DCTフルードを注入。診断機を繋いでフルード温度を確認しながらフルードレベルを調整。

フルードレベルが適正になったので、キャップにロックピンを取付し封印。作業完了しました。

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