車検が取れなくなる!?

お疲れ様です。

整備の谷地中です。寒波の襲来で厳しい日々が続いていますね〜 このブログをご覧頂いている皆様は如何お過ごしでしょうか?当社のスタッフは寒波の来襲にもめげずに(とはいえ、ジェットヒーターの前で震えていますが…)、元気いっぱいで業務に励んでおります。

さて、今回のネタは“タカタ製”エアバッグ搭載の一部車両に対する、リコール未改修車両の車検を通さない特別措置についてです。

詳細はこちら→http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/recallinfo_003.html

この特別措置は昨年の12月に発表されたのですが、平成30年5月以降(今年の5月以降)は“タカタ製”エアバッグ搭載で、リコール未改修の“一部”車両は車検を通しません!という措置です。

ここで“一部”という所がキモで、“タカタ製”エアバッグ搭載車の全てが対象では無いんです。

で、一部とは…

“タカタ製”エアバッグの中でも一部のモデルで、生産から一定の年数が経過しているエアバッグを指します。

更に詳細はこちら→http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/common/data/takata-teishi.pdf

リンク先をご覧頂けると解ると思いますが、平成12年から24年まで、幅広い年式とメーカー、車種が対象となっています。

この特別措置で、ユーザー様への影響は以下の通りです。

①継続車検が取れなくなる→リコール未改修車両は問答無用継続車検を拒否されます。→継続車検を出来ない間、車両の運行(公道上での使用)は出来ません。

②リコール作業を行うまで待たなくてはならない(場合もある)→リコール対象車が膨大な台数に及ぶ為に、改修部品の供給が間に合っていないメーカーさんもある様で…某国産車ディーラーさんでは対策部品の入荷を待ちながらの予約制の改修作業になってしまっている。(某国産車ディーラーのメカニックさんから聞いた本当の話)

対象車両を動かさないならエアバッグの異常破裂での事故は発生しないのでしょうが、交通インフラの整っていない地方で自動車を使わない(使えない)事は大きな問題です。

ですが、問題の大きさの割にメディアでは大きく取り上げられていない様に思います。

今回の特別措置を知らないまま継続車検時に、いきなり“継続車検は出来ません”と言われるよりも、事前に対応すればスムーズに車検継続を行えますので、思い当たる方は車検証を手元にに用意してリコール対象車か否か、ネットで検索してみましょう。検索はこちら→http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/recallinfo_004.html、ネット環境がない方でも、近くのディーラーさんやメーカーさんの電話窓口、国土交通省の専用窓口03-5539-0452でも対応してくれます。

 

 

 

 

 

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