便利な工具

お疲れ様です。整備の谷地中です。
県南は久々の降雪で市内は大渋滞で大変ですね〜
雪質も悪いので発進停止でスリップしまくり、私も今日の試運転時にはいつも以上に緊張しました〜
今年最後の投稿になりますが、今回は便利な工具をご紹介します。

 ミニダクターです。

この工具、何に使うのかというと錆ついたボルトやナットを緩ます為に使います。

錆ついたボルトやナットを緩ますには潤滑剤を塗布したり、バーナー(裸火)で加熱したりが一般的で、加熱する事が一番効果的ですが、自動車整備の作業をしているとバーナー(裸火)を使えない場面(燃料タンクの近くの作業、オイル経路での作業)もあり、たった1つのボルト×ナットを緩ます為に四苦八苦する事があります。そこで、この工具の出番です。

この工具は、いま流行りの“IH調理器”と同じ、“電磁誘導加熱”を利用してバーナー(裸火)を使わないで、対象物を加熱する工具です。

 スバルサンバーでの作業風景

現車はスバルサンバー(リヤエンジン最後のサンバー)、マフラーの交換作業です。スバルサンバーはリヤ搭載エンジンがゆえ、マフラーの腐食による排気ガス漏れが多くて、マフラー交換の作業依頼が多いんです。ですが、リヤエンジン特有の複雑なマフラー配管の取り廻しなので、マフラー交換の様な比較的簡単そうな作業でも非常に気を使います。バーナー等の強力な火力を使ってボルト×ナットを緩まそうとすると、周辺の遮熱板にダメージを与えてしまう事もあり、可能ならばバーナー(裸火)を使いたくないんです。そんな場面で“ミニダクター”が活躍します。

 加熱中…

対象物にもよりますが、1分から2分で加熱が完了します。

 ナットが赤くなってます…

ここまで加熱されるとナットを緩ます事は簡単です。

 “サクッと”緩みました。

この後、同じ工程を各部のボルト×ナットに施し、サンバーのマフラー交換は完了しました。

この“ミニダクター”、オプションのアタッチメントを使用する事により、ボディ修理にも利用できる優れモノです。

1つ注意点が… 対象物が“鉄(元素記号:Fe)”以外は加熱出来ません。

こんな特殊な工具を駆使しながら、三八五整備は来年も地域の自動車ユーザー様のお役に立ちたいと思っております。

2019年、三八五自動車整備工業株式会社をご愛顧いただき、ありがとうございます。

2020年も三八五自動車整備工業株式会社を宜しくお願い致します。

※明日(2019年12月28日から2020年1月5日まで)から冬季休業に入らせていただきます。2020年1月6日から通常営業致します。

 

 

 

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