水温センサーの誤作動

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回はスズキ アルトの水温センサーの誤作動について書きます。

患者さんはHA24系のK6Aエンジン搭載車です。

ご依頼内容は“オーバーヒートの警告灯が点灯する時があるので点検して欲しい”との事です。

先ずは現車確認。スキャンツールを接続して冷機状態から点検していきます。クールランプ(一般的には青か緑)が消えるまでは正常。何にも起きないな〜と思いながらスキャンツールの水温データと睨めっこしていると…水温データが急激にに上下し始めまして…それと同じタイミングで冷却ファンが不規則にオンとオフを繰り返し始めました。原因追求の為に、そのまま静観すると…待ってました、オーバーヒートランプが点灯!これは水温センサーが暴走している疑いが濃厚です。

水温センサーはスロットルバルブの下に取付けられています。

 見えました。

現車は水温センサーとサーモスタットが一体となっています。

 外した部品。

この後、新品の部品を取り付けて症状の完治を確認して作業完了しました。

 

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