ハイブリッドバッテリーの交換

お疲れ様です。整備の谷地中です。今回はレクサス LS600h(UVF45)のハイブリッドバッテリーの交換作業です。

入庫理由は“走行中、メーター内に“ハイブリッドシステム異常インフォメーションが表示される”との事です。表示が出ない時もある様ですが、現車を点検してみると…

ハイブリッドシステムに“P0A7F”が現在値で入力されています。

画像を撮り忘れたのですが、ハイブリッドシステムに入力された“P0A7F”の詳細コードを確認すると“123”が入力されていましたので、ハイブリッドバッテリーの劣化によるバッテリーの不良が確定しました。

ハイブリッドバッテリーの交換が必要になります。お見積りの際に、“リビルトバッテリーを使うか、純正新品で交換するか”で迷ったのですが、お客様は“このクルマにまだまだ乗りたい!”とのご希望でしたので、純正新品のハイブリッドバッテリーを使う事になりました。

では、ハイブリッドバッテリーの交換作業に入ります。

ハイブリッドバッテリーはトランクルームの奥に取り付けられています。
リヤアームレストの奥のサービスプラグを外してインバーターの0Vを確認。
リヤシート、トリム類、全て取り外します。セミアニリンレザーのシート取り外しは、結構緊張します。
ハイブリッドバッテリーの上にあるリヤエアコンユニットを取り外し、ハイブリッドバッテリーだけにします。
ハイブリッドバッテリーはかなりの重量なのでエンジンクレーンで吊り上げて外してます。

ハイブリッドバッテリーが外れたので、新しいバッテリーへ補機類の移動をします。

画像の左側が新品バッテリー。配線は複雑です。
ハイブリッドバッテリー交換の際に大事な部品、バッテリーボルテージセンサーも新品へ交換します。
補機類の移動が終わったので、車両へ搭載していきます。

トランクルーム側の作業を進めながら後席の内装も復元していきます。

ここで普通は行わない作業を行いました。現車には“コンフォータブルエアシート”が装着されているのですが、車両の使用過程でフィルターが詰まってしまい、“コンフォータブルエアシート”の能力が低下してしまっている車両があるので、リヤシートを外している間に“コンフォータブルエアシート”のフィルターを交換します。

画像はバックレストの部位。シートベルトのバックルの辺りに吸入口があります。
シートクッション部にもフィルターがあります。

フロントシートのフィルターも交換します。

ボルト4本を外してシートを後方に倒します。
フロントのフィルターはシートクッションの真下に取り付けられています。
新品との比較。かなり汚れています。

このフィルター、見落としがちな部品なのですが交換するとかなり風量が増えます。というか元に戻ります。地味な部位のメインテナンスですが、凄くお勧めなメインテナンスです。

シートのフィルター交換が終わったので、復元作業に戻ります。

ハイブリッドバッテリーのサービスプラグを接続。後席を復元していきます。

内装の復元が終わったら、エアコンガスを封入。各部のチェックを行い“READY ON”

作業完了しました。

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