バッテリーの端子

お疲れ様です。整備の谷地中です。
今回のネタはバッテリーの端子です。
電気仕掛けだらけの現代のクルマでは、バッテリーは非常に重要な部品です。ですが、ガソリンスタンドはもちろん、オートショップやホームセンターでも交換が気軽に出来る部品です。
ですが、ただ交換すれば良い部品ではありません。画像をご覧下さい。この車両はガソリンスタンドでバッテリーを交換した車両です。バッテリー交換作業で、やってはいけない事をやってしまっています。

 コレはマイナス端子の状態。

 プラス端子の状態。

何がいけないのか…? それは、バッテリー側の端子に対して、車両側の端子の嵌合が甘く、しっかり奥まで入っていないところがいけません。

何故いけないのか…?端子同士の嵌合が甘いと、端子接触部の面圧が弱くなり、接触抵抗の増加による電圧降下(バッテリーが正常なのにバッテリーが弱い時の様な不具合の発生)や、走行振動による端子の外れ等のトラブルを誘発する恐れがあります。

現車は車検でのご入庫で、バッテリーに関してお客様のご依頼があった訳では無いのですが、端子の取り付けをし直しました。

 しっかり奥まで…

 プラス端子も同様。

バッテリー交換の様な比較的簡単な整備でも品質が重要です。

バッテリー交換だけでも三八五整備にご依頼下さい。確実な技術でお客様のご要望にお応え致します。

 

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バッテリーの端子” に対して2件のコメントがあります。

  1. 憲治山崎 より:

    大変気を使って整備をしていますね。
    出来たらバッテリーのポストとケーブルとを配線でハンダ付けを
    すれば、抵抗ゼロΩで完ぺきです。充電ロスがありません。

    1. 谷地中洋 より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りで、抵抗ゼロが理想ですよね
      現実の整備では、なかなか理想通りにはいきませんが、理想に近づける様に頑張ります。

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